アイシスは基本5ナンバー系で、背高系と背の低いタイプの中間的なサイズ感。
私事ですが親族が乗っているので、取り回しの良さと短時間なら大人でも3列目に座れるなどの使い勝手の良さは、本当に日本市場向きだと思うのですが……。
それでも同じくらいの全長、全幅なら背が高い方が広く見えますし、乗降性やアップライトな乗車姿勢、パッケージングの面でも背高系が有利なのは間違いありません。
それでも背高系よりも有利になりそうな燃費などを考えると、トヨタ最新の技術でぜひ次期アイシスを作って欲しいところです(まるで次期型がないようですが、アナウンスされているワケではないのでもちろん分かりません)。
前置きが長くなりましたが、4月6日から発売された一部改良モデルは、シート表皮と意匠の変更(プラタナ、プラタナ V-SELECTION)など内装が中心。
さらに、ノア、ヴォクシー、エスクァイアにも設定されている、シートのメイン材に車内の様々な臭いを短時間で吸収・分解する消臭機能であるセーレンの「イノドールクイック瞬感消臭」が採用されています。
また、オート格納・リバース連動機能付電動格納式リモコンドアミラー(Gグレード)やIR(赤外線)カット機能付スーパーUVカットガラス(フロントドア)を新設定(プラタナをのぞく)することで快適性や利便性が高められています。
さらに、1.8L車(2WD)の燃費を向上させて、JC08モード燃費を0.2km/Lアップの15.4km/Lとしています。価格帯は1.8Lが199万145円〜257万6291円、2.0Lが239万5637円〜250万9527円です。
(塚田勝弘)