新型R8のボディサイズは全長4426mm×全幅1940mm×全高1240mmで先代より全幅が35mm拡大し、全高が10mm低くなっただけで、大きな変更はありません。
しかしシート後方には226Lのラゲージスペースを確保し、さらにフロントには112Lのラゲージを用意しています。これは新型R8は先代の日常でも使用できるスーパースポーツカーというコンセプトをさらに進化させたという証明と言えます。
新型アウディR8の高いポテンシャルは市販車と同時に開発されたレーシングカーR8 LMSの2015年のニュルブルクリンク24時間レースでデビューウィンを飾ったようにすでに実証されています。
新車価格は2456万~2906万円と先代のV10モデルと比較しても200万円ほど値上がりしていますが、走行性能の向上はその価格分に十分見合ったものと言えるでしょう。
(萩原文博)