市販ナビ唯一となるBlu-rayや「Android Auto」に対応する大画面ナビ「ストラーダ・DYNABIG」

操作性は、スマホ感覚のタッチコントロールになっていますが、通常のカーナビにあるハードキーはディスプレイ上辺に配置されていて、スッキリとした見た目も印象的。

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よく使う機能は、地図画面からアイコンをタッチすることで呼び出せるほか、上辺にあるハードキーはMENU、MAP、AUDIO、ボリュームの調整(+ー)と少ない上に、よく使うMENU(ストラーダお馴染みの「2トップメニュー」で、右にナビ操作系、左にオーディオ系を配置)画面もハードキーに突起が設けられていますから、慣れるとブランインドでも操作できそうです。

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機能面では、ストラーダ自慢の市販唯一のブルーレイディスクプレイヤーをこの9V型大画面ナビの「CN-F1D」に搭載しているほか、こちらも市販ナビ初となる「AndroidAuto」に対応。

「AndroidAuto」対応アプリは、Googleから順次リリースされるはず、というのがパナソニックの回答でしたが、Android搭載スマホの音楽やアプリなどが車内で楽しめます。なお、Appleの「CarPlay」への対応も前向きに検討しているとのこと。

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操作性では、9型大画面になったことでアイコンが大きくなり、タッチ操作が向上しているほか、地図や文字の視認性も向上。

ほかにも、高音質のACC型式のBluetooth Audio(iPhone/iPad)に対応するほか、後席からAV機能の操作に便利なスマホ・アプリ「CarAV remote」はiOS、Androidに対応しています。

さらに、「VICS WIDE」からの情報を活用し、渋滞回避ルート探索が可能な「スイテルルート案内」の搭載や、一時停止、速度など標識が表示される「安心運転サポート」も収録されています。

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サウンド面では、「音の匠」サウンドをバックアップするストラーダサウンドエンジンをさらに性能向上させているほか、音質向上も余念がありません。

地図更新は最大3年分付で、Webダウンロードによる地図データ更新に対応し、期間内に年6回の差分更新と、1度の全地図更新が可能。

9V型大画面でありながら144車種(将来的には200車種)に装着できるだけでなく、アルミ素材のフレームを採用することで見た目の質感にもこだわったという「DYNABIG(ダイナビッグ)」。

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現時点では2DINスペースがある車種に幅広く対応していますから(1DINに関してはフローティング構造もあって検討中)、大画面ナビをあきらめていた人でも装着できるかもしれません。

(文/写真 塚田勝弘)

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【公式サイト】
■パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社
http://panasonic.jp/car/navi/f1d-taioushashu/

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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