2016年の北米デトロイトショーで発表されたレクサスのフラッグシップ・クーペ”LC500”は、あのままの形で市場に登場するそうです。それも来年、2017年の初春とのこと。
LC500自体、今までコンセプトカーだと思っているひともいるのではないでしょうか? それほど思い切った形を、実現しています。
ところでLC500となる前に、LF-LCというコンセプトカーが発表されていました。これは2012年のデトロイトショーに出品されたもので、その形のすばらしさが高い評判を得て、市販化されることになったのです。
2/26-3/21に開催された「MEDIA AMBITION TOKYO」に出品されたLF-LC。写真はトークセッションの模様。写真左より、谷川じゅんじ氏、平川紀道氏、そしてLC500チーフデザイナーの森忠雄氏。
じつはこのLC500ですが、コンセプトカーのLF-LC登場時点では、量産車としての企画も生産計画もまったくなかったモデルなのでした。
いわば、ユーザーの反響を探るモデルとでもいったところだったのです。ところが、トヨタ内外で”欲しい”という大反響を生んで生産に進んだという、かなり稀な存在だったのです。
デザインについても量産型への転身は並大抵のことではなかったのですが、ほとんど印象を違わせないハイエンド・クーペが誕生することになりました。
そんなLC500のデザインエピソードは、3/26に発売した「CAR STYLING VOL.8 “LEXUS LC500特集”」をご覧ください。
(CAR STYLING 編集部)