キャデラックATS-Vは軽量ボディに470馬力のV6ターボを積み、価格は990万円から

アメリカンドリームの象徴であり、プレミアムブランドであるキャデラック。そのスーパースポーツとして位置づけられる「Vシリーズ」として、初めてV6ツインターボを搭載したこともATS-Vのニュースです。

そのエンジンには、軽量なチタンアルミナイド製の羽根によりレスポンスに優れたターボチャージャーをツインで装着されています。キャデラックVシリーズ初というV6ツインターボは、全体として素早く、求めるパワーを発生させるエンジンに仕上がっていることが期待されるのです。

_I6X6339

サーキット走行を考慮した潤滑系も持つというエンジンですが、もちろんシャシーもサーキットで鍛えられた最新テクノロジーによって引き締められているということです。

ZF製の電動パワステユニットはシステム剛性を高めたもの。また、ブレーキはブレンボ製のキャリパー(フロント6ポット、リア4ポット)が備わります。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
続きを見る
閉じる