メルセデス・ベンツ Cクラス・クーペとセダンとの違いは?

また、ボディ全体のデザインディテールは「C 180 Coupe Sports」と「C 180 Coupe Sports+」の2グレードともに「AMG Line」が標準装備されています。

C_CLASS_COUPE_03

内・外装ともに充実の装備で「AMGスタイリングパッケージ(フロントスポイラー、サイド&リヤスカート)」、「18インチAMG5スポークアルミホイール」もしくは、「19インチAMGマルチスポークアルミホイール」、スポーツサスペンション、「Mercedes-Benzロゴ付ブレーキキャリパー&ドリルドベンチレーテッドディスク(フロント)」、「レザーARTIOスポーツシート(前席)」、「AMGスポーツステアリング」、「レザーARTIOダッシュボード」などにより、流麗なフォルムだけでなく細部にまでスポーティな仕立てとなっているのも新型Cクラスクーペの特徴です。

C_CLASS_COUPE_07

C_CLASS_COUPE_14

新型Cクラスクーペのボディサイズは全長4705×全幅1810×全高1405mmで、車高はセダンよりも25mm低くなっていて、よりスポーティなキャラクターが強調されています。なお、セダン(C 250 Sports)のスリーサイズは、全長4715×全幅1810×全高1430mmです。

C_CLASS_COUPE_16C_CLASS_COUPE_17

先代のCクラスクーペと比べると全長が65mm、全幅が30mm、ホイールベースが80mmそれぞれ拡大していて、前席を中心により広いキャビンとなっています。

安全装備ではセダン、ステーションワゴンと同様に「ディストロニック・プラス(ステアリングアシスト付)」や「BASプラス(飛び出し検知機能付ブレーキアシスト・プラス)」、「PRE-SAFEブレーキ(歩行者検知機能付)」などからなる「レーダーセーフティパッケージ」が標準装備されていて、ステレオカメラ、短距離レーダー(25GHz)、中・長距離レーダー(77GHz)、25GHzマルチモードレーダーによりドライバーアシスト、万一の際の衝突被害軽減など定評ある「インテリジェントドライブ」を実現。

C_CLASS_COUPE_15

荷室容量は通常時で400L、「40:20:40」の分割可倒式の後席を倒すとさらに拡大することが可能。セダンは445Lと比べると容量的には小さくなっていますが、クーペに求められる日常ユースなら不足はないはずです。

C_CLASS_COUPE_06

エンジンラインナップとグレード構成は、エンジンは後日追加されるというAMGをのぞくと1.6Lの直列4気筒直噴ターボのみで、「AMG Line」を標準装備する「スポーツ」系のみというグレード構成。

C_CLASS_COUPE_04

セダンよりもクーペは大人1人分ほど重くなっていますが、セダンに積まれている同エンジンの走りっぷりからすると動力性能に不満は出ないでしょう。

(文/写真 塚田勝弘)

【関連記事】

■メルセデス・ベンツCクラスクーペは2グレードでデビュー!! AMGも後日導入
https://clicccar.com/?p=360300

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる