今回のマイナーチェンジでは、顔つきを中心に存在感を高めると同時に質感も向上させ、テコ入れを図るのが大きな狙いですが、他メーカーのユーザーからお客さんを呼び寄せるだけではなく、既存の三菱コルトのオーナーからの買い換えも狙っているそう。
フロントマスクの一新だけでなく、とくにワイド&ローを主張する大型リヤバンパーやLEDリヤコンビランプなどによりリヤビューの佇まいもより洗練された印象で、内装は各部にピアノブラック調パネルやメッキ加飾を施すことで、質感を向上。
荷室に分割可能なカーゴフロアボックスを採用して収納性を高めるなど、使い勝手の面も改善されているのも好印象です。
約5km/h〜30km/hの低車速用とはいえ、低車速域衝突被害軽減ブレーキシステム「FCM-City」と誤発進抑制機能(前進時)を全車に標準装備とするなど、予防安全装備の充実も挙げられます。
ほかにもエンジンを1.2L MIVECのみとし、グレードを上級の「G」と充実装備の「M」とするなどグレード展開も変更。価格は「M」が138万240円、「G」が148万5000円という設定です。
(文/写真 塚田勝弘)