自動車高調整機能付クロスリンク電子制御エアサスペンションは、快適な乗り味を提供してくれるだけでなく、雪上など足元がおぼつかないシーンでも路面から確かなインフォメーションが伝わってきますから安心感も抜群。
全長4850×全幅1920×全高1890mmという大きめのボディサイズや、715万〜840万円という価格帯から乗り手を選ぶモデルでもありますが、現行ディスカバリーこそランドローバーらしい「カタチ」だという根強いファンもいそうです。
それでも価格にふさわしい内・外装の質感で、サードシートは乗降性を考えても非常用という印象ですが、7人定員という多人数乗車に加えて上下分割式リヤゲートによる積載性の高さ、最大2558Lに達する荷室容量など、非常に見どころの多いモデルに仕上がっています。
腰を据えて長く付き合いたい本格SUVを探しているなら、貴重な存在といえるのではないでしょうか。
(文/塚田勝弘 写真/小林和久)
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