2016年2月の新車販売。工場が止まってもトヨタが他を寄せつけず

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2016年2月登録車・乗用車セールスランキング(自販連調べ)
1位 トヨタ プリウス 19,010台
2位 トヨタ アクア 14,010台
3位 ホンダ フィット 10,013台
4位 日産 ノート 9,800台
5位 トヨタ シエンタ 8,308台
6位 トヨタ ヴォクシー 7,696台
7位 日産 エクストレイル 7,367台
8位 ホンダ ヴェゼル 7,035台
9位 トヨタ カローラ 6,708台
10位 日産 セレナ 6,569台

前月は、プリウス・アクア・シエンタというトヨタハイブリッド車がトップ3を独占していましたが、2月はフィットとノートという量販モデルが上がっています。

トップ10で目を引くのは、日産エクストレイルの躍進。2015年12月にエマージェンシーブレーキを標準装備化するなどのマイナーチェンジを実施したことによる商品力アップの効果でしょうか、ついにライバルであるホンダ・ヴェゼルを上回ってきました。

そのヴェゼルも2016年2月のマイナーチェンジにより新グレードの追加や先進安全システムの搭載などを行なっています。今後のランキングでは、エクストレイルとヴェゼルというSUVの人気争いにも注目といえそうです。

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この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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