ジェームズ・ボンドが乗ったDB10よりも速い!? アストンマーティンDB11が世界デビュー

フロントヒンジのクラムシェル・ボンネットをはじめ、印象的なLEDヘッドライト、アストンマーティンらしいフロントグリルとそのアクセントラインなど、アイコン的なデザイン言語を大胆に進化。

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革新的と表現するエアロダイナミクスは、ボディ表面だけでなく、ボディ下面を流れるエアフローまでマネージメントを行い、走行時の安定性を向上させているのがポイント。

フロントにマウントされるエンジンは、アストンマーティンが自社設計した新開発の5.2L V12ツインターボで、最高出力は608ps、最大トルクは700Nmに到達。

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0〜100km/h加速はわずか3.9秒、最高速度は322km/hに達し、ダイナミクスと加速の点でも「DB」モデル史上最速となっています。これらの数値は、4.7LのV8エンジンを搭載し、最高速305km/hに達したというジェームズ・ボンドのために作られたDB10を超えています。

強力な動力性能に対応すべく、シャーシ、サスペンション、ステアリング、エレクトロニクスが見直され、新たな技術も搭載されています。

任意に設定できる「ダイナミッ ク・モード(GT、スポーツ、スポーツ・プラス)」は、エンジンやZF製8速オートマチック・トランスミッション、新しい電動パワーステアリング、制動によって作動するトルク・ベクタリングのレスポンスを斬新的に変更。ほかにもアダプティブ・ダンピング・システムの減衰力を調整機能も用意。

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アストンマーティンDB11の価格は、154,900ポンド(英国/5年間のサービスプラン含む)、204,900ユーロ(ドイツ/5年間のサービスプラン含む)、211,995ドル(米国/5年間のサービスプランを含まない)とアナウンスされていて、納車開始は2016年第4四半期の予定とされています。日本での発売時期や価格は未定です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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