家電製品を買う際にどのような過程を経ていますか?
おそらく大半の方は「商品名 おすすめ」といったワードで検索してランキング上位に輝くアイテムのレビューを参考にしているはず。
もちろん、ワタクシも同様です。だからパソコンも一眼レフカメラも、いわゆる売れ筋のアイテムを購入しました。
しかし、クルマ選びとなると話は別。ランキングに出てくるようなクルマではなく、様々なブランドや年式の中から「コレぞ」と思える一台をチョイスしたいもの。
ただ、多くの人にとってクルマ選びとは、ランキング上位の定番モデルから最適な一台を選ぶというのがほとんどのはず。とくに、日本にも“シトロエン”というフランス車が存在し、それがお手頃な価格で手に入ることは知る由もないことでしょう。
そこで今回は、シトロエンのオススメモデルをご紹介していきたいと思います。
・C4ピカソ
シトロエンを含めたフランス車の魅力のひとつにシートの柔らかな感触が挙げられます。身体全体を包み込む形状や肉厚なクッションをもつシートは、それこそ低反発クッションのように身体にピタッとフィットし、ちょっとした街乗りから長距離移動まで快適に過ごせます。
「C4ピカソ」はそんな快適性をもち合せたミニバンであり、7名分のシートを備えているだけでなく、ガラスルーフが開放感も演出しています。
・DS3
シトロエンのラインナップには大きく2つの流れがあります。一つは「C」の頭文字を冠する実用車。そしてもう一方が「DS」を冠するモデルです。後者はデザインと走りといった趣味性に重きを置いたモデルで、よりシトロエンらしさを感じさせる独創性あふれたモデルが用意されています。
2010年に販売がスタートした「DS3」は、ボディカラーをはじめルーフの柄さらにはダッシュボードやシートのカラーを自在に組み合わせられる「ビークルパーソナリゼーション」で個性派コンパクトカーの最右翼として登場。
現在は6速ATも用意されますが、登場当初は6速MTのみの設定だったこともあり、中古では比較的手が届きやすい価格に収まっています。
・C4
2010年6月に発表され、2015年8月にマイナーチェンジを受けたばかりの「C4」。5ドアハッチバックのボディは全長:4330mm×全幅:1790mm×全高:1490mmとコンパクト。
マイナーチェンジでエンジンは1.2L 直4ターボに6速ATを組み合わせた最新式へと換装されたほか、ヘッドライトにはLEDが組み込まれましたが、インテリアの質感や利便性は踏襲。
新車価格は259万円~ですが、認定中古車のなかには新車保証を継続したモデルがチラホラ。実用的でありながら、個性的な外観や独特な乗り味を楽しませてくれます。
(今 総一郎)