シトロエンがジュネーブモーターショーで「SpaceTouer」を世界初公開

中でも、燃え立つような強い色彩をコンセプトに表現したというコンセプトカーの「Citroen SpaceTourer Hyphen Concept(シトロエン・スペースツアラー・ハイフン・コンセプト)」は、フランスの若手ポップロックグループ「Hyphen Hyphen(ハイフン-ハイフン)」とのコラボにより生まれたモデル。

同コンセプトカーは、「つながり」がテーマ。家族同志のつながり、MPVとSUVの融合、そして都会からオープンスペースへの移動などを実現させるものだそうです。

開放的な空間とアドベンチャーの双方を喚起するこの「4×4」モデルは、フレッシュでカラフル、シンプルで使いやすいという特徴で、シトロエンの基軸となる「幸福感」と「レジャー感、楽しさ」を強調。

このほか、「Citroen C4 Cactus」に有名なサーフブランド、「Rip Curl」とのパートナーシップで創られた新開発の「Citroen C4Cactus Rip Curl(C4カクタス・リップカール)」も登場します。

アウトドア仕様の特別車で、最適なトラクションとアウトドアイメージを高めるグリップコントロールを導入しています。また、単色ホワイトフレームが都会的な雰囲気を特徴づける「Citroen C4 Cactus W」はエレガントな佇まいが印象的。

さらに、「Citroen Connect Nav」と呼ぶ新しいインフォテイメントも提案されます。「Citroen SpaceTourer」専用の新世代3Dナビゲーションで、各接続サービスと組み合わせることが可能で、ボイスコントロールによる操作にも対応。ドライバーは視線を外すことなく、ナビゲーションや電話、メディア機能をコントロールすることができるというもの。

シトロエンの多人数乗車モデルといえば、C4ピカソが日本でもお馴染みですが、ルノー・カングーの対抗馬として「Citroen SpaceTourer」が市販モデル化され、日本にも上陸されれば日本の輸入車マーケットが華やかになりそうです。

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そのほか、「Citroen E-MEHARI」も登場。こちらは、シトロエンブランドのアイコンともいうべき一台ですが、モダンでユニークなデザインだけでなく、100%電動4人乗りコンバーチブルというユニークな企画になっています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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