オデッセイ・ハイブリッドは、システムの高効率化を徹底的に追求。新開発となるモーターは巻線方式として構造を刷新することで、従来型に比べて約23%の小型軽量化を図りながら、高トルク・高出力化を実現。
さらに、コンパクトなリチウムイオンバッテリーを1列目のシート床下に配置することで、オデッセイならではの広い室内空間や使い勝手といった強みはそのままに、優れた燃費性能と上質で力強い走りを達成しているそうです。
アコード・ハイブリッドは上質な乗り味だけでなく、「SPORT HYBRID」の名に恥じない動力性能の高さが魅力ですから、重いオデッセイでもどれだけの走りを披露してくれるか興味深いところです。
一方のガソリン車は、運転席大型アームレストやプラズマクラスター技術を搭載したフルオートエアコンディショナーなどの快適装備をより充実させているのがポイント。
さらに、ホンダ先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を全グレードに適用拡大し、ガソリン仕様には同装備が標準装備された新グレード「EX Honda SENSING」系が用意されています。
価格帯は2.4Lガソリンの「オデッセイ」が276万〜352万9000円、同「オデッセイ・アブソルート」が298万〜362万5400円、2.0L+2モーターの「オデッセイ・ハイブリッド」が356万〜402万6400円、同「オデッセイ・ハイブリッド・アブソルート」が378万〜405万6400円という設定になっています。
(塚田勝弘)