「BMW X5 xDrive40e」は3つの走行モードを用意し、最長31km、120km/hまでEV走行が可能

「MAX eDrive」は、バッテリーの充電具合によりますが、120km/hまでモーターによるゼロ・エミッション走行が可能で、アクセルを強く踏み込むキックダウンや「スポーツモード」にするとエンジンが始動。

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「SAVE Battery」は、その名のとおりバッテリーの電力を使わずにエンジンで駆動する走行モードで、バッテリーの残量の低減を抑えながら、エンジン・ブレーキ回生システムにより運動エネルギーを電力に変換し、バッテリー残量を最大50%まで増やすことができます。

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BMW X5 xDrive40eを走らせると最も印象的なのは、どのモードでも必要十分以上にトルクフルで(ドライビング・パフォーマンス・コントロールのEco Proモード時を除く)、しかもエンジン始動などをほとんど感じさせない静かさや滑らかさを備えている点。

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900万円超〜1000万円に迫る高級PHVですから当然要求したい快適性ですが、エアサスペンションなどによる乗り心地のよさも含めて、高級SUVの新しい形を示したモデルといえそうです。

(文/塚田勝弘 写真/小林和久)

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この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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