プレスカンファレンスに登壇した豊田章男社長は「LC500」を2017年に発売すると発表しました。
新開発FRプラットフォームを採用、フロント・ミッドシップ・レイアウトとなっており、高剛性ボディ、新開発マルチリンク式サスペンションを採用。
ボディ外板にはアルミ材やCFRP(炭素繊維強化樹脂)を使用するなど、軽量化を徹底、走行性能向上を目的に低重心化、ヨー慣性モーメントの低減が図られています。
また、昨年東京モーターショーに出展した、次期レクサス「LS」と予想されるコンセプトモデル「LF-FC」を同ショーに併せて出展。
このモデルは「MIRAI」に続くFCV(燃料電池車)仕様となっており、2020年に発売するとしています。
トヨタはFCVの車両価格を引き下げるべく、専用部品のコストダウンや車両の生産性向上に取組んでおり、ゆくゆくはFCVを既存ラインナップの1グレードとして設定する戦略のようです。
米国における「ZEV」(ゼロ・エミッション・ビークル)対応を機に、同社が高級モデルからFCVのバリエーション拡大を図るとした場合、レクサス「LC」にも将来FCVが設定されても何ら不思議ではありません。
同社の今後のFCV拡大戦略が注目されます。
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