【デトロイトショー2016】レクサスの新型スポーツクーペ「LC500」にもFCVが設定される?

プレスカンファレンスに登壇した豊田章男社長は「LC500」を2017年に発売すると発表しました。

新開発FRプラットフォームを採用、フロント・ミッドシップ・レイアウトとなっており、高剛性ボディ、新開発マルチリンク式サスペンションを採用。

Lexus_LC500

ボディ外板にはアルミ材やCFRP(炭素繊維強化樹脂)を使用するなど、軽量化を徹底、走行性能向上を目的に低重心化、ヨー慣性モーメントの低減が図られています。

また、昨年東京モーターショーに出展した、次期レクサス「LS」と予想されるコンセプトモデル「LF-FC」を同ショーに併せて出展。

Lexus_LF-FC

このモデルは「MIRAI」に続くFCV(燃料電池車)仕様となっており、2020年に発売するとしています。

トヨタはFCVの車両価格を引き下げるべく、専用部品のコストダウンや車両の生産性向上に取組んでおり、ゆくゆくはFCVを既存ラインナップの1グレードとして設定する戦略のようです。

米国における「ZEV」(ゼロ・エミッション・ビークル)対応を機に、同社が高級モデルからFCVのバリエーション拡大を図るとした場合、レクサス「LC」にも将来FCVが設定されても何ら不思議ではありません。

同社の今後のFCV拡大戦略が注目されます。

Avanti Yasunori

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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