自動車のカスタマイズについても学んできた学生の卒業制作となるカスタマイズカーを並べる日本自動車大学校NATS。
2016年の東京オートサロンでもステップワゴンをベースにした「みんなのゴルフ」を出展するなど話題を集めています。
そんなNATS(ナッツ)のブースで小さいボディながらも圧倒的な存在感を放っていたのが、この一台。『NATS Black Opal Show-Spec』です。
いわゆる「縦目のベンツ」を軽自動車サイズで実現した、まさしく「小ベンツ」で、そのベースとなっているのはダイハツ・コペン。
”コペンで小ベンツ”というわけですが、このアイデアは東京オートサロンのアンバサダーである俳優・哀川翔さんの一言から生まれたというのも名前の由来で、ストーリーを感じさせます。
違和感なくまとまったエクステリアはW108 メルセデスの燈火類に合わせて、アルミとスチールで製作したもの。インテリアは真っ赤なビニールレザーで張り替えることで、エクステリアとのバランスを取ったという力作です。
(写真・文 山本晋也)