2015年スーパーGTで500&300両クラスでチャンピオンに輝いた日産GT-R。オートサロンの日産ブースにはチャンピオンマシンであるMOTUL AUTECH GT-Rが展示されています。今年のオートサロンのブースで一二を争う巨大な日産ブースには15台のカスタマイズカーが展示されています。
まず、スポーティ路線のニスモですが、GT-R NISMO Nアタックパッケージを装着した車両をはじめ、ノートニスモSそしてニスモパフォーマンスパッケージを装着したエクストレイルとセレナを展示しています。ローダウンサスと、空力性能を向上させたエアロパーツを装着するセレナはまるでエルグランドのような存在感と押し出し感が漂います。一方のエクストレイルはフロントスポイラーからサイドスカートに伸びる赤のラインがSUVとは思えないような重厚さを演出しています。
メーカー直系のファクトリーチューンをうたっているオーテックジャパンからはマイナーチェンジして走行距離が延びたリーフエアロスタイルをはじめ、エクストレイルモードプレミア、シルフィーSツーリング、デイズボレロ、デイズ&エルグランドライダーとフルラインナップを展示。高級感、スポーティ感、かわいらしさ、圧倒的な存在感とそれぞれのカスタム手法によって異なる演出がなされているのが特徴と言えます。
そして今回のオートサロンで初めて登場したのが、フランスのアパレルメーカーLolita Lempicka(ロリータレンピカ)とコラボしたカスタムカー。マーチ、ノート、ジュークの3台がフェミニンな雰囲気で展示されています。
専用ブラックレザー調ルーフラッピングをはじめ、エンブレム、レザーシートな内外装にレザーを使用したオシャレなモデルに仕上がっています。カスタマイズの手法はユーザーの数だけ様々です。しかし日産はその多様化するカスタマイズの方向性を示しています。
(萩原文博)