1.5Lの直列3気筒エンジンを搭載するBMW118iの軽快な走りが気持ちいい!

新型118iには、別の機会で1000km近く走ることがありましたが、新型X3の試乗会で改めて乗る機会があったのでご報告したいと思います。

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低速時の音や振動はややラフな印象もありますが、吹け上がりが軽くて気持ちのいいエンジンに仕上がっているうえに、8ATの超スムーズな変速フィールもあって気筒数を意識することなくどんなシーンでも軽快な走りを披露してくれます。

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ドライビングパフォーマンスコントロールを省燃費モードの「ECO PRO」するとかなり出力が絞られる感じを受けますが、「スポーツ」にすれば急勾配でも難なく速度を上げていくことができますし、文字どおりスポーティな走りは痛快そのもの。

フットワークに関しては、ほかの1シリーズ(120i)などと大差なく、乗り心地は17インチを履く「M Sport」は硬め。118iの場合は、乗り心地とのバランスがいい16インチの「Sport」もしくは「Style」が無難ではないでしょうか(とくに後席にゲストや子どもを乗せるなら)。

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300万円を切るエントリーグレードを設定するBMW 118i。Cセグメント唯一のFRで走りも楽しめる1シリーズはいまが乗り時、旬を迎えているような気がします。

(文/塚田勝弘 写真/小林和久、塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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