さて、ここで取り上げるFIAT 500Xは、「元祖」があるという点で共通するMINIクロスオーバーが商品企画的にも近く、実際のところ分かりませんが、FCAがMINI(BMW)の成功をいつまでも横目で見ているワケにはいかないと、ジープ・レネゲードと一緒に送り出した企画といえるでしょう。
FIAT 500Xは、全長4250×全幅1795×全高1610mm(4WDは4270mm)、ホイールベースは2570mmというサイズ。
安全装備の充実ぶりも見逃せない点で、レーンディパーチャーウォーニング(車線逸脱警報)、ブラインドスポットモニター/リヤクロスパスディテクション、前面衝突警報、リヤパーキングカメラなどが標準装備されています。
ボディカラーは「ホワイト」、「グレージュ」、「ブラック」、「レッド ヒュプノティック」のソリッド、「ブリティッシュ グリーン」、「ブルー アバター」、「パール レッド」のメタリック(グレードによっては未設定)が用意されています。
価格はFF(6DCT)の「500X Pop Star」286万2000円、同じくFF(6DCT)の「500X Pop Star Puls」が307万8000円、4WD(9AT)の「500X Cross Plus」が334万8000円です。
(文/塚田勝弘 写真/小林和久、塚田勝弘)
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