FIAT 500Xは200万円台から買えるオシャレな輸入SUV

今回取り上げるFIAT 500Xは、ひと目で500シリーズの系譜に連なるモデルと分かる雰囲気に仕立てられているのも見事ですが、ボディサイズは全長4250×全幅1795×全高1610mm(FF)で、FIAT500の全長3545×全幅1625×全高1515mmから大きく拡大されています。

20151202Fiat500X_002

AセグメントのFIAT 500からBセグメントとCセグメントの中間的なサイズにまで大きくすることで、ファミリーユースに対応。

FFモデルは街乗り中心、4WDなら雪国にも十分に対応するという今どきのクロスオーバーらしい展開になっています。
20151202Fiat500X_03120151202Fiat500X_029

パワートレーンは、FFが1.4Lの直列4気筒ターボ+6速DCT(デュアルクラッチトランスミッション)で140ps/230Nmというスペック。トルクオンデマンド式の4WDも同じ1.4Lターボですが、170ps/250Nmというアウトプットで、9ATとの組み合わせになっています。

20151202Fiat500X_02020151202Fiat500X_021

ライバルは数あるCセグメントの中でもMINIクロスオーバーやMINI クラブマンなど遊び心のあるモデルや、286万2000円(FF)〜334万8000円(4WD)という価格設定ですから日本のミドルクラスSUVなども選択肢に入ってきそうです。

(文/塚田勝弘 写真/小林和久)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる