2015年の自動車業界3大ニュース「オープンスポーツ」「自動運転」「ディーゼルゲート」【山本晋也】

以上、2つのニュースは日本国内での内容ですが、2015年の自動車業界を騒がせた最大のニュースといえば、9月に発覚したフォルクスワーゲンの「ディーゼルゲート」

ディーゼルエンジンに違法プラグラムを搭載されたという大スキャンダルは、フォルクスワーゲン・グループのみならず、クリーンディーゼル全体への逆風となって、世界中の市場で影響を与えているほど大きな問題となっています。

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いまだ全貌が明らかとなったわけではなく、北米での解決策も提示されていない状況で、現在進行形といえる「ディーゼルゲート」は、2015年最大のニュース。記憶に残るだけでなく、歴史書に記録されてしまうほど、かつてない大きなスキャンダルです。

すべての明るい話題を吹き飛ばすほど、インパクトのある「ディーゼルゲート」。その解決は果たしていつになるのでしょうか。

(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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