以上、2つのニュースは日本国内での内容ですが、2015年の自動車業界を騒がせた最大のニュースといえば、9月に発覚したフォルクスワーゲンの「ディーゼルゲート」。
ディーゼルエンジンに違法プラグラムを搭載されたという大スキャンダルは、フォルクスワーゲン・グループのみならず、クリーンディーゼル全体への逆風となって、世界中の市場で影響を与えているほど大きな問題となっています。
いまだ全貌が明らかとなったわけではなく、北米での解決策も提示されていない状況で、現在進行形といえる「ディーゼルゲート」は、2015年最大のニュース。記憶に残るだけでなく、歴史書に記録されてしまうほど、かつてない大きなスキャンダルです。
すべての明るい話題を吹き飛ばすほど、インパクトのある「ディーゼルゲート」。その解決は果たしていつになるのでしょうか。
(山本晋也)