【東京オートサロン2016】走りと迫力あるスタイルを追求したセレナやエクストレイルのNISMO仕様が登場

「SERENA NISMO Performance Package」は、NISMOのレーシング技術を活用したダイナミックなパッケージとすることで、ファミリーを中心としたユーザーが求める使い勝手を損なうことなく、迫力あるスタイリングと爽快なドライビングを実現しているそうです。

NISSAN_NISMO_02一方の「X-TRAIL NISMO Performance Package(参考出品)」は、エクストレイルの特徴であるスポーティなスタイルを強調するだけでなく、空力性能を大幅に向上させたエアロダイナミクスにより、走りもブラッシュアップ。

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日産だけでなく、日本を代表するスポーツカーのGT-Rももちろん登場します。

「NISSAN GT-R NISMO NISMO N Attack Package」は、ネーミングからも分かるように、ドイツのニュルブルクリンクサーキット北コースで、量産車世界最速となる7分8秒679というラップタイムを記録した「N Attack Package A-Kit」を装着。NISMOの頂点に君臨するモデルです。

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NISMOシリーズ第5弾となる「NOTE NISMO S NISMO SPORTS PARTS装着車」は、ベース車でも十分にスパルタンな「ノートNISMO S」を素材として採用し、駆動系パーツ、サスペンションパーツ、ブレーキパーツなどを装備することで、サーキット走行を堪能できる仕様となっています。

モータースポーツ車両では、2015年の「SUPER GT GT500クラス」でシリーズチャンピオンを獲得したMOTUL AUTECH GT-Rが登場。

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2014年仕様をベースとした2015年仕様車は、直噴ターボエンジンの燃焼効率を上げて出力向上を図りながら信頼性も高め、空力パーツもリファインしてダウンフォースを増大。さらにシャシーの軽量化と、運動性能の向上も図られたモデルで、シリーズチャンピオンという最高の結果を得ています。

展示パーツで注目なのが「VR38DETT NISMOエンジンチューニングメニューコンセプト」。NISMOのモータースポーツ活動で培われてきたチューニング技術を基に、日産GT-Rのストリートでの扱いやすさを目指したチューニングメニュー。

GT3レースカーで実績のあるターボチャージャーをはじめ、カムシャフトやコンロッド、インタークーラーを採用し、高出力を発生させるとともに、エンジントルク特性を変更することで、日常での扱いやすさを狙ったエンジンを実現するとしています。

(塚田勝弘)

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この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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