クルマの先端部、ノーズといいます。まあ、鼻だけではなく、口に相当するグリルまたは開口部、目=ヘッドランプも含めている場合が多いようです。「フェイスリフト」なる言葉はアメリ発ですが、整形外科からはじまり、クルマに適用されます。ノーズとフェイスのF2P温故知新です。
2015東京ショーで思わず笑ったのがトヨタS-FR。商品化の可能性大とは、どこかで読みました。顔が笑(微、爆、苦?)を誘うのも好感度でしょうか。
2011年のジュネーブ・ショーでBMW MINIが発表し、おおいに期待したのが“ロケットマン”でした。最近のMINIはデカくなったとは、よく聞くことです。ロケットマンは、全長3.4m、3ドア、3+1シートのサイズ、これぞイシゴニス正統と、興奮しました。
当時、BMWはi計画を推進中でしたが、手頃な価格のシティカーとしては、BMW式(航空機、レ−シングカーに比べると格段に安いのです)カーボンファイバーをもってしても高価につきすぎると判断したようです。最近、材料変更して計画が再開されるという噂を読みました。
ロケットマンの3年前、デトロイト・ショー地下の変わり種展示場で奇妙なEV数台を見ました。中国北京のデザイナー李さんのタン・フア社EV群で、顔、ボデイ、名前のすべてが変わっていました。この愛嬌のある顔の4座車の名前は、“デトロイト魚”、他に“歌集”、“雲の一片”が並んでいました。デトロイト魚は、水陸両用車で、陸上最高速40km/h、航続距離150kmだそうです。