みなさんは一年間のバイクの盗難被害はどれくらいだと思いますか?
なんと平成23年のデータで67,776件。最近は減少傾向にあるようですがまだまだ多いです。
自分が可愛がっている愛車が盗まれるなんて考えただけでもゾッとしますし、犯人が許せません。
しかしちょっとしたことを注意するだけでそんな悲劇を防げるかもしれません。今回は盗難前に起こる前兆と対策をお教えします。
■買い取りのチラシが貼ってある
前の日は貼っていなかったのに、ある日突然バイクに買い取りのチラシが張ってある。
一見買い取りの勧誘チラシですが実はこれ、窃盗団のマーキングかもしれません。
窃盗団はこのチラシを貼り、何日かしてもまだ貼ってある場合は持ち主がバイクをマメに見ていないと判断し、夜中に盗みに来るケースがあります。
もちろん本当に買い取りの勧誘の場合もありますが、こんな方法をしてくるバイク屋にまともなのがいるとは思えません。
第一、人のバイクを勝手に査定してチラシを貼る行為自体失礼ですよね。「貴様ら何様だ」って話です。敷地内に入ってバイクを査定した場合不法侵入罪で起訴できます。
他にも夜中二人乗りのバイクが愛車をちら見して通り過ぎるなど、窃盗団の下見の可能性もあります。
運悪くマークされてしまった場合は次のことに注意すれば、確率は下がります。
■バイクを地面に固定する
出典:お手軽な盗難対策だが安心は禁物…U字ロック・ワイヤーロック | バイク盗難防止用品比較 愛車を守る為の盗難対策!
これは昔から言われている方法ですが、バイクをチェーンロックなどで固定する際、前輪だけにかけていませんか?
最近の窃盗団はロックされているタイヤを台車に乗せて運んでしまいます。そのためなにか簡単には動かない物に固定しないと簡単に持って行かれてしまうのです。
なのでハンドルロックだけなんてもってのほか。速攻で持って行かれてしまいます。
出典:バイク用ステンレス盗難防止用パイプ|ステンレス製作・施工事例|お客様の想いを形にするセイコーステンレス
チェーンロックは簡単には動かない物、例えば破壊しないと取れない鉄柵や、敷地内の柱などに固定しましょう。
ない場合は仕方がないので一筋縄では持ち上げられない重しや、他のバイクとくっつけてしまうなどした方がまだ確率は下がるでしょう。
しかし本当にプロの窃盗団はチェーンロックを破壊してしまうので万全を期すにはこちらを実践してみてください。
■バイクをしばらく別の場所に移す
例えば24時間監視のガレージやコンテナ。料金は高いですがマーキングされてからしばらくは預けておくのも手かもしれません。
近くにそのような施設がない場合は友人の家や無理して裏庭に持ってくるなど、とにかく場所を変えて身を潜めさせることが重要です。
■盗難防止グッズを付けまくる
こちらも有効な手だと思います。チェーンロックだけではなく、複数つけることによって窃盗するときに時間がかかるので可能性がどんどん下がってきます。
最近の盗難防止グッズはこちら。
・ディスクロック
販売先:Amazon.co.jp: 盗難防止 アラーム付き ディスクロック【並行輸入品】: 車&バイク
・アラームセンサー
販売先:Amazon | バイク用盗難防止アラームユニット 防犯 セキュリティシステム 一式セット166 | 日よけ用品 | 車&バイク
・GPS発信機
販売元:バイクを見守るセコムの【ココセコム】|GPSによる外出時の防犯・安全管理、車・バイクの盗難対策に
こんなにたくさんのグッズが販売されています。値段は高い物もありますが盗難の確立が下がることは間違いありません。
今回紹介したような前兆はあくまで一例なのでこんな前兆がなくともグッズなどを使って十分すぎるほど注意しておきましょう!