モーターショー、テクノロジーショーなどで、時に笑いを誘う発明、発想を見たり、体験したりします。メデイアには、大きくは取り上げられないようですが、これぞショーの楽しさです。
1999年といえば、日本の自動車デザインが面白かった時期、内外デザイナー、メデイアの間で語り草になっているのがホンダ不夜城です。超トールボックス、パープルカラー、バーのスツールのような着座姿勢など跳んでいました。
今年の東京ショーの ホンダWANDER STAND、不夜城の妖しさはありませんが、一脈通じるものを感じました。このクルマの駆動、操舵メカニズムは、ホンダのパーソナル・モビリティUNI-CUBの大径周囲に配した小径輪方式です。
UNI-CUBは、人の体重移動による全方位移動で、空いている手でものを運ぶなどができます。4輪の WANDER STANDは、ダイアル操作です。UNI-CUB初期開発型は、手コントロールでしたが、歩きスマホメールなど器用で危険な動作ができない私には合っていました。