2年連続スズキがオートカラーアウォードのグランプリ受賞

一般社団法人 日本流行色協会(JAFCA)が主催する、今年もっとも魅力的なクルマのカラーデザインを選ぶ「オートカラーアウォード2015-2016」が開催され、スズキの軽乗用車「アルト ラパン」の、以下の内外装カラーコーディネートがグランプリに選ばれました。

●エクステリア:フレンチミント3トーン/インテリア:グレージュ内装 × キャメルシートファブリック
●エクステリア:コフレピンク3トーン/インテリア:グレージュ内装 × ベージュシートファブリック
●エクステリア:フォーンベージュ3トーン/インテリア:グレージュ内装 × ブラウンシートファブリックー

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アルトラパンのカラーデザインテーマは、”「あ、好き!」心がときめくぬくもりカラーコーディネート”というもの。瞬間的に、その魅力を伝えるトキメキ感を重視した「カワイイ」を直感できるものとなっているといいます。

グランプリ受賞理由については、次のように発表されています。

生活者のライフスタイルが見えるカラーデザインである。
カラーデザイナーの思いが、細部にまで生かされ、世界観を構築している。
自動車でこれまで採用されにくかった色域に果敢に挑戦し、実現したことは素晴らしい。

今回、アルトラパンがオートカラーアウォード・グランプリを受賞したことで、スズキは前年のハスラーに続き、2年連続2回目のグランプリ受賞となりました。

なお、特別賞にはマツダCX-3のエクステリア:セラミックメタリック/インテリア:ピュアホワイトのコーディネートが、セラミックの質感を引き出したことなどを理由に選ばれています。

(実車撮影・文 山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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