モード燃費の階段(上のステージになるため)を上るため、1310kgが必須となり、軽量化のメニューは多岐にわたっています。
燃料タンクは同じ形状ですが、ほかよりも5L少ない38L(他グレードは43L)、スタビライザーは前後ではなくフロントのみ、フロアアンダーカバーはリヤのみで、エンジンアンダーカバー(サイレンサー付)&プロテクターはサイレンサーなし、となっています。
装備では、安全装備の「Toyota Safety Sense」はオプションで選べますが、ブラインドスポットモニター、インテリジェントクリアランスソナー、シンプルインテリジェントパーキングアシストは未設定。
そのほか、ステアリングホイールがウレタン、シートがファブリックになり、フロントコンソールトレー、シートバックポケットやリヤセンターアームレスト、デッキアンダートレー、アクセサリーコンセントなどが省かれています。
それでもLEDヘッドランプやオートエアコンなどの快適装備は用意されていますから、多少、音・振動面や走り、先進装備の面で物足りなさもあるでしょうが、燃費重視派には十分といえる内容になっています。
(塚田勝弘)