ついに発売された新型プリウスの最大の関心ごとはやっぱり燃費。一部グレード(燃費追求の「E」)ではなんと40.8km/Lという驚異的なレベルに到達しました。他のグレードでも先代より1割以上アップした37.2km/Lだから驚かずにいられませんね。
また、プリウス史上初の4WDモデルが追加されたのもニュース。これで、いままで4WDがないことに悩んでいた雪国のオーナーも安心してプリウスを購入できます。4WDモデルの燃費はFF車より低くなり34.0km/Lですが、それでも十分にハイレベル。
凝った形状のヘッドライトを組み合わせたエクステリアは、個性的かつ燃料電池車「MIRAI」にも近い雰囲気。
テールランプもシャープな造形で、新鮮ですね。
インテリアは、先代で特徴的だったブリッジ型のセンターコンソールをやめてシンプルになりましたが、上級グレードではセンターコンソールをホワイトにするなどエクステリア同様にチャレンジングですね。
室内は天井が低くなりましたが、着座位置も下げて頭上クリアランスは先代並みに確保しています。
パツケージングでは、走行用バッテリー搭載位置が従来の荷室床下から後席座面したに移動したのもトピック。おかげで荷室フロアが低くなり、荷物を積める量が増えたのです。
ボディカラーは9色選べますよ。
(工藤貴宏)