500台限定スバルWRX S4特別仕様車はイタリアン・インテリアで価格は390万9600円

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WRX STIと同様の、ハイグリップな245幅タイヤを与えられたスポルヴィータの走りは、当然ながらコーナリングに標準車との違いを大きく感じます。マルチモードVDCといった電子制御のおかげもあり、公道で許される速度域では、まさにオンザレール感覚で、ステアリングを切れば、切っただけ曲がっていくといった気持ちよさを感じます。

そのフィーリングアップに、マリオ・レヴィのレザーインテリアはおおいに貢献しているのも、この特別仕様車の特徴といえそうです。

セダンとしては重め(スポーツカーとしては標準的)なパワーステアリングと、厚さを感じさせるレザーステアリングのマッチングは、走り味における進化も感じさせます。さらに、レザーシートは適度な固さが体をホールドするもので、シートバックではしっとりとした面で吸いつくと同時に、角ばったサイトサポートが旋回時には点で体を支えてくれるといった感触が味わえます。

とはいえ、スポーティな245幅のタイヤ(ダンロップ・スポーツマックス)のパターンノイズが大きいことは気になるところ。ブラックとタンをコンビネーションしたレザーインテリアや、高艶ベロアメッキのWRXサイドエンブレムといった上品なアイテムと、タイヤが生み出す賑やかなノイズが、ゆったりとクルージングしているときに、どうにもアンマッチと感じるのでした。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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