マツダの最上級SUVは、年間約5万台のグローバル販売計画台数の約8割を北米市場が占める北米戦略モデルであり、2016年の春から北米を皮切りに順次販売を開始する予定だそうです。
日本に導入するかはアナウンスされていませんが、おそらく先代同様、そのボディサイズや3列シートを備えた大型SUVという市場ニーズからも残念ながら国内向けはないでしょう。
海外でのターゲットは、主に成熟したファミリー層だそう。機能やスペックを超えた上質な心地よさをお届けすることで、「親としてだけではない、人生のさまざまな側面をスマートに輝かせる新しいクロスオーバーSUV像」を提案するとしています。
最近のマツダらしい走りの良さやデザインコンシャスな内・外装だけでなく、先進安全技術の「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」や新世代4WDシステム「i-ACTIV AWD」、使いやすく快適な室内空間などを実現。
注目は、マツダ初の新開発の2.5L直噴ガソリンターボエンジン「SKYACTIV-G 2.5T」でその完成度も気になるところです。
(塚田勝弘)
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