エクステリアで気になるのは、Limitedをベースとしていながらも、どこかプレーンな印象を受ける点。
それもそのはず、Limited専用装備となるシルバー華飾やメッキ華飾が省略されています。
プロテクター部分を素地のままとすることで、悪路走行時にも気を使うことが必要ないということもあり、アウトバック本来のアウトドアでの使い勝手が向上しているといえるのではないでしょうか。
もちろん、Limitedに標準装備される18インチホイールはSmart Edhitionにも装着されるので、外観上のチープなイメージはありません。むしろ18インチと素地のプロテクターのマッチングはワイルドでたくましいイメージとなり、とても好印象です。
インテリアに目を移すとシートが標準のレザーシートからウルトラスエードのもへと変更されています。これまでLimitedといえば、レザーシートしか選択することができませんでした。18インチホイールやスタブレックスライドは欲しいけど、レザーシートが好みではない人にとっては、かなり嬉しい組み合わせといえそうです。もちろんシートヒーターは装備されています。
シートにあわせてドアトリムにもウルトラスエードが使われています。
もちろんメーターパネルもLimited用のリングイルミネーション付となっており、インテリアもLimited特有の煌びやかな印象となっています。
展示車両には12月発売予定と記載されていましたので、気になる方はもうしばらくの辛抱となりそうです。車両本体価格もレザーシートや外装の華飾が省略される分、ベース車よりは抑えた金額となると予想されます。
Limitedの足回りを備えつつ、カジュアルに使える外装のプロテクターやウルトラスエードのシートを組み合わせた「レガシィ アウトバック Limited Smart Edition」は、発売が待ち遠しい1台といえそうです。
(井元 貴幸)
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