【東京モーターショー15】豊田合成はボディが膨らみ衝撃を緩和する超小型モビリティ・Flesbyを展示

またエアバッグメーカーの豊田合成が未来のクルマとして提案するのが、エアバッグカーのFlesbyです。このFlesbyは2030年頃の超小型モビリティを想定したデザインのコンセプトモデルで、歩行者と衝突した際に衝撃をボディが膨らむことで緩和する安全機能やLEDの光を採用して安全に関する情報を周囲に知らせるコミュニケーション機能をもっています。

PHOTO_013 PHOTO_014

また、人とクルマ、クルマと景色がツナガルをテーマにドライバーにとって快適な近未来のインテリアコンセプト、Linkを展示しています。これはハンドルなどからドライバーの体調や気分を読み取り、その状態に応じた空間を照明や音楽、香りで演出します。

また、自動運転を想定したシーンでは車外の景色を取り込みLEDの光を用いて、車内表現する新しい空間演出機能も体験できます。追い越しなどイライラしたときは気分を落ち着かせてくれる照明や音楽になると、交通事故が減るかもしれませんね。

(萩原文博)

 

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
続きを見る
閉じる