アウディブースの見どころは、A4、Q7、そしてR8と日本導入予定の“大物”の実車展示。来年はその3台が新規として日本市場に導入されることになりそうです。
約8年ぶりのモデルチェンジですから期待しないわけにはいかないA4。
日本での登場はセダンが来春、「アバント」と呼ぶワゴンが続く第二四半期とか。当初導入されるモデルは2.0Lターボエンジンで約20.8km/L(欧州仕様)の燃費を誇る190ps仕様と、0-100km/h加速が5.8秒という俊足を誇る252ps仕様。駆動方式は前者がFF、後者はAWDの「クワトロ」となります。
新型Q7は、プラグインハイブリッドモデルの「e-tron 2.0 TFSI quattro」を展示。
実は新型Q7のプラグインハイブリッドモデルは3.0LのV6ディーゼルエンジンを搭載したタイプと2.0Lの直4ガソリンエンジンを搭載したタイプがありますが、日本では後者が導入されるようですね。純粋なEVとしてエンジンを止めての最大航続距離は53キロ。2016年に日本でも発売されるそうです。
そして、スーパーカー好きにはたまらないのが新型R8。車体は従来のアルミスペースフレーム構造を継承しますが、キャビン後方はカーボン素材としているのが新型の特徴ですね。
展示されているのはトップモデルの「V10 plus」で、自慢の5.2L V10エンジンは610psを発生。きっと素晴らしいエンジン音を奏でるはずですが、会場内では聴けないのがなんとももどかしい!
(工藤貴宏)