畑澤 清志 
選考は、コペンのチーフエンジニア・藤下修さんをはじめダイハツ社内のデザイナー、販売部門などさまざまな部署から集まったチームで行われました。
「応募された皆さんのメッセージを一字一句読ませていただきましたが、とっても熱さを感じました」とは藤下チーフエンジニア。どれがグランプリをとってもおかしくないほどの力作ぞろいだったようです。
悩みに悩んだすえ、越阪部さんが選ばれた決め手は「コペンの楽しさを広げるデザイン」だったことと、車名「COPEN」の頭文字に込められたメッセージ「Community of OPEN Car Life」の考えに響いたから、だそうです。
越阪部さんは初代コペンのデザインに惚れたクルマ好き。「カーデザインの世界に一般の人が参加できることに驚き、そしてよろこびを感じながらのびのびとデザインさせてもらいました」。ちなみに賞金の100万円はヨーロッパ周遊旅行に使いたいとのこと。
そしてさらに「おめでとう！」だけで終わらないのがコペン。受賞した「COPEN ADVENTURE」は、実車化されることが決定しています。そのお披露目の場は2016年１月15～17日に開催される東京オートサロン。昨年のオートサロンではセロのプロトタイプや、わがclicccarも参加したカー雑誌編集部とのコラボバージョンが発表されて“コペン祭り”だったダイハツブース。来年の楽しみがまた、増えました。
※ダイハツコペンDRESS-FORMATION DESIGN AWARDページ
（畑澤清志）
