道を選ばない走行性能が魅力のフォルクスワーゲン・オールトラック

いわゆる「コブ」が連続するような専用オフロードコースを走る場合は、制約もありそうですが、最低地上高165mm、アプローチアングル14.5°、ディパーチャーアングル17.3°、ランプブレークオーバーアングル9.4°という数値ならオフロードを含めて日本の「整備された公道」なら大半の道で問題なく走行できそう。

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フルタイム4WDはもちろん、専用のドライビングプロファイルに「オフロード(ラフロード)」モードも追加されています。

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機能としては、制動距離を短縮するため、ホイールロックの間隔を制御するABSの調整、下り勾配で車速を一定に保つ自動制御の「ヒルディセントコントロール」、アクセルワークの緻密なコントロールが可能な特性変更などが含まれていて、雨天時や雪上、林道などでも安心して走行できるとのこと。

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雪国だけでなく、ウインタースポーツを楽しむ人にとっても頼もしいオフロード性能が確保されています。

今回の試乗では高速道路や山岳路などオンロードのみでしたが、高速巡航性能はさすがフォルクスワーゲンという完成度でしたし、ACCも標準装備で「Upgrade Package」ならレーンキープアシストも用意されます。

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休日にスキーやスノーボードなどの荷物を満載してロングドライブを楽しむ際など、満額回答してくれそうな相棒になるでしょう。

(文/塚田勝弘 写真/小林和久)

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この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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