今回の実験プロジェクトは、ミシガン大学アナーバー校のキャンパス内に位置する「Mcity」で行われます。
このMcityは、ミシガン大学MTCとミシガン州運輸省が、約1,000万ドルを投資して、32エーカー(約13万平方メートル)の土地に建設した自動運転車やコネクテッドカーの走行実験を行うための施設です。
日立アメリカはMcityの会員として実験プロジェクトに参加しています。同施設では、自動運転車両が市街地を走行する状況のシミュレーションが可能で、信号機や標識などはもちろん、ダート路面、雪や氷などの路面状況を含め、実際の市街地を想定したコースで、自動運転車両やコネクテッドカーの走行試験が行われます。
日立グループは、この実験プロジェクトで、自動駐車システムをはじめ、車線変更・高度ブレーキ支援システムなどの自動運転技術の開発するとともに、コネクテッドカーの開発も推進することをねらっています。
(山内 博/画像・動画出典:ミシガン大学MTC)