「SUBARU VIZIV FUTURE CONCEPT」は、「安心で愉しい」クルマ作りの将来ビジョンを具現化したモデルで、得意の新型SUVとして提案されています。
「アイサイト」を進化させた先にある自動運転技術、ダウンサイジングターボ、ハイブリッドというキーワードを盛り込んでいるのが特徴。
塊感のあるボディは、ヘキサゴングリルや力強さを感じさせるソリッドボディが特徴で、「アクティブギア」を彷彿させるデザインやパッケージングになっています。
安心感、ドライビングへの期待が表現されているインテリアは、ベージュと黒のコントラストのほか、内外装共通のオレンジをアクセントとして付与。
ドライバーをモニタリングするカメラを搭載するなど、安心感を高める装備も用意されています。
エンジンは、次世代ダウンサイジング直噴ターボにより熱効率を向上させているほか、ハイブリッドは、XVハイブリッドのシステムを全面進化。
シンメトリカルAWDの採用もニュースで、シングルモーターをリヤアクスル同軸上に搭載し、プロペラシャフトを廃しするなど、パッケージング面にも寄与するものとしています。
安全面では、ステレオカメラ技術の「アイサイト」はもちろん、全方位レーダー、高精度GPS、高精度地図データを活用。
VX2(車車間・路車間通信)やつながる技術を採用し、自動運転を視野に入れた要素技術が採り入れられています。
(塚田勝弘)