ラグビーというのは長い間アマチュアのスポーツでした。現在強豪国ではプロ化も進んでいますが、日本ではまだまだ企業チームに所属するセミプロ(アマチュア)の選手が主流なんですね。五郎丸選手も、ふだんはラグビートップリーグの「ヤマハ発動機ジュビロ」に所属する選手であり、ヤマハ発動機の社員なわけです。
そして、早朝練習の後からお昼まで(オフシーズンは午後も)は、ほかの所属選手と同様に通常の仕事をこなしているそうです。なおヤマハ発動機では、ラグビー引退後に本業で活躍する元選手も多く、海外駐在員だけでも10ヵ国20人、本社の事業部・コーポレート部門などを含めると100人以上のラガーマンが職場で活躍しているのだとか。
それにしても、疲れが見えたスコットランド戦は別として、南アフリカ戦、サモア戦での日本代表のパスワーク、そしてミスの少なさは本当に見事でした。あれはアマチュアレベルのプレーのクオリティじゃありませんね。強豪国のプロをも凌駕する練習量があったことがうかがい知れます。五郎丸選手をはじめとする日本代表選手の努力には本当に敬服します。
今年はワールドカップだけでなく、国内リーグの観戦に行ってみたりするのもいいかもしれませんね!
(まめ蔵)