【東京モーターショー15】プジョーがディーゼルエンジンの「508GT」「308 GTi by PEUGEOT SPORT」など初披露

日本初公開モデルで、市販予定車の「PEUGEOT 508 GT」は、プレミアムマーケットにおけるシェア拡大を託されたモデルで、ディーゼルエンジンを搭載(なお、写真は前ページに掲載)。

2.0Lの「BlueHDi」ディーゼルは、6ATとの組み合わせにより最高出力180ps/3750rpm、最大トルク400Nm/2000rpm(欧州仕様)というスペックを実現しています。気になる販売時期は残念ながら未定。

こちらも日本初公開モデルで、市販予定車の「PEUGEOT 308 GTi by PEUGEOT SPORT」は、大胆な2トーンカラーが目を惹きますが、モータースポーツ部門である PEUGEOT SPORTが細部にわたりチューニングを施したという、プジョー史上最もパワフルなハッチバックです。

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1.6Lでありながら最高出力はなんと270psに到達! 欧州値ですがスペックは、270ps/6000rpm、330Nm/1900-5000rpm。新型エンジンに6MTの組み合わせで、専用のサスペンションと19インチホイール、トルセン・デファレンシャルも装備されています。

ほかにも、ユニークなフルバケットシートや先述した大胆な 2 トーンの「クープ・フランシュ」も特徴ですが、この2トーンカラーは市販モデルにも採用されるのか気になるところですが、市販時期や価格はまだ未定とのこと。

市販車では、「PEUGEOT 308 SW GT Line」が出展されます。スポーティなイメージをより強調するエクステリアをはじめ、レッドステッチをあしらった上質なインテリアも見どころで、今回は流麗なフォルム、大きなラゲッジルーム、軽やかな乗り心地も自慢です。

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なお、308、308SWには、PSAグループによる新世代の1.2Lターボの「PureTech (ピュアテック)」が搭載され、6 速ATの「EAT6」との組み合わせ。

エクステリアでは、ライオンエンブレムを中央に配した専用のフロントグリルやサイドスカート、18 インチアロイホイールなどを装着しています。インテリアは、質感の高いテップレザー&アルカンタラ・ スポーツシートを装備し、価格は338万8000円です。

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さらに、プジョー208のマイナーチェンジモデルも登場。「NEW PEUGEOT 208」は、フロントとリヤのデザインをより洗練させているだけでなく、従来よりも3 割以上馬力を向上させたエンジンと、最新の 6 速ATが搭載されています。新しいボディカラーの「Orange Power」も見どころで、価格は現時点で未定。

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「PEUGEOT 2008 LEATHER EDITION」も市販予定車の特別仕様車。ブラックレザーシートにシートヒーターを装備し、クオリティと快適性を両立しています。

82ps/118Nmを発生する1.2Lエンジンに、オートマチックモード付き5速ETGを組み合わせることで、軽やかなフィーリングと低燃費を実現。こちらも価格は未定となっています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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