Wi-Fiや通信ユニットで「AVN」とサーバーをつなぐことで、ナビ本体に収録されたデータだけでなく、サーバーで常に更新される新しいデータを使った「つながるナビ」の実現は、市販ナビが生き延びるためにも必須になるはず。
11月上旬から発売される2015年秋モデルの「AVN」は、今秋の東京モーターショーでも展示されるそうですから気になる方は要チェックです。
2015年秋モデルは、「つながる機能」を踏襲し、ユーザーの声を元にメニューやボタンなどの表示内容の改善やバッテリー交換など、車両のメンテナンスの自動通知項目の追加など、使い勝手の向上を実現。地図のデータは全機種2015年版が収録されています。
自慢の地図更新では、サーバーにある最新の地図と「AVN」本体にある現状の地図を照合し、新しい道路データ(差分)を自動でダウンロード。
ダウンロードされたデータは、車両のACCをOFFにした後、自動で地図SDに書き込まれて更新が完了し、内容はメッセージで通知されるため、手間のかかる操作はなく、毎月最新の地図が利用可能。
進化の著しい音声操作にも対応。音声対話で検索できるアプリ「CarafL」(無料)をインストールしたスマホで「AVN」とサーバーをつなぎ、自然な話し言葉で施設検索と目的地設定ができます。
今回の9機種はすべてオープン価格です。通信ユニットを内蔵するSZシリーズで9型WVGAの「AVN-SZX05i」の市販予想価格は20万円前後、7型WVGA の「AVN-SZ05iW」と7型WVGAの「AVN-SZ05i」が同12万円前後。
通信ユニットを内蔵しないZシリーズが、9型WVGAの「AVN-ZX05i」の市販予想価格は17万円前後、7型WVGAの「AVN-Z05iW」と7型WVGAの「AVN-Z05i」は、同9万円前後。
AVN Liteシリーズは、DVD対応で7型WVGAの「AVN-G05」の市販予想価格は7万円前後、7型WVGAの「AVN135MW」と7型WVGAの「AVN135M」が同6万円前後となっています。
(塚田勝弘)