ジュークを世に送り出しただけにデザインは斬新で、ボディサイズは全長4100×全幅1890×全高1500mm、ホイールベースは2580mm。ちなみに、現行ジュークは全長4135×全幅1765×全高1570mm、ホイールベースは2530mm。
「Nissan Gripz Concept」をベースに市販化すると(常識的に考えて)、取り回しに配慮して全幅を抑え、居住性を高めるべく全高を上げるでしょうから、上記のジュークのサイズに近いものになると想像できます。
ただし、日産自動車のチーフクリエイティブオフィサーの中村史郎氏は、「日産はキャシュカイやジュークでコンパクトクロスオーバー市場を開拓してきました。このセグメントは、他の自動車メーカーも参入してきていることで、成長を続けています。このコンセプトカーは、こうしたモデルの次期型として開発したものではなく、 我々がコンパクトクロスオーバーというセグメントでどこまで挑戦できるか、その極限を表しています」と語ったそう。
あくまでコンセプトカー、デザインスタディ的なモデルなのでしょうが、次期ジュークにこのエッセンスが盛り込まれれば、かなりアグレッシブなデザインになりそうです。
(塚田勝弘)