コンセプト「IAA」は1台で2台の車を表現するという、「変身するクルマ」。80km/h以上で自動的にデザインモード空力モードに切り替わるというもので、ボディ後端が最大390mm伸び、前後バンパーに設けられたフラップが、20〜25mm展開されるなどすることで世界最高の空気抵抗を実現。
Cクラス クーペは、モダンなインテリアとエレガントなエクステリアが与えられ、セダンなどとは違った世界観を提供するとしています。
技術的な見どころとしては、ダイナミックサスペンションやパワフルかつ高効率を誇るエンジン、最高レベルの安全性を掲げています。
Cクラス クーペには、メルセデスAMGのC63クーペも用意されていて、電子制御ダンパーや4.0L V8エンジンは、セダン同様にノーマル仕様と高出力仕様を設定し、出力は前者が476ps、後者が510psを達成。
セダンが売れ筋の日本でもCクラス クーペを待つ根強いファンもいるでしょうから日本導入が待ち遠しい一台といえそうです。
(塚田勝弘)