メルセデス・ベンツが全長が変わる空力ボディのコンセプトカーを披露【フランクフルトショー2015】

コンセプト「IAA」は1台で2台の車を表現するという、「変身するクルマ」。80km/h以上で自動的にデザインモード空力モードに切り替わるというもので、ボディ後端が最大390mm伸び、前後バンパーに設けられたフラップが、20〜25mm展開されるなどすることで世界最高の空気抵抗を実現。

Mercedes-Benz Cars auf der IAA 2015 Mercedes-Benz Cars at the IAA 2015

Cクラス クーペは、モダンなインテリアとエレガントなエクステリアが与えられ、セダンなどとは違った世界観を提供するとしています。

技術的な見どころとしては、ダイナミックサスペンションやパワフルかつ高効率を誇るエンジン、最高レベルの安全性を掲げています。

Mercedes-Benz Cars auf der IAA 2015Mercedes-Benz Cars at the IAA 2015

Cクラス クーペには、メルセデスAMGのC63クーペも用意されていて、電子制御ダンパーや4.0L V8エンジンは、セダン同様にノーマル仕様と高出力仕様を設定し、出力は前者が476ps、後者が510psを達成。

Mercedes-Benz Cars auf der IAA 2015 Mercedes-Benz Cars at the IAA 2015

セダンが売れ筋の日本でもCクラス クーペを待つ根強いファンもいるでしょうから日本導入が待ち遠しい一台といえそうです。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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