スズキの新コンパクトカー「バレーノ」はハイブリッドもあり【フランクフルトショー2015】

スズキが2016年春にヨーロッパで発売するコンパクトカーを越えるコンパクトカー「バレーノ」。その姿が、2015年フランクフルトモーターショーにて公開されています。

コンパクトセグメントであっても要求の厳しいヨーロッパ市場のニーズに応える、スズキが考える理想のコンパクトカーが、このニューモデルというわけです。

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パワートレインは、バレーノのコンセプトモデルとして2015年のジュネーブショーで発表された『iK-2』にも搭載されていた1.0リッター直噴ターボ「BOOSTERJET」のほか、日本でもおなじみの1.2リッター「デュアルジェット」、そして1.2リッターにマイルドハイブリッド「SHVS」を加えた3種類と発表されています。

また安全装備では、ミリ波レーダーを使った衝突被害軽減ブレーキやアダプティブクルーズコントロールを搭載しているというのも、グローバルな展開を含めて気になるポイントです。

ボディサイズは、全長3995mm・全幅1745mm・全高1470mm。新しいプラットフォームを採用しているという点も見逃せません。

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(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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