フォルクスワーゲン・ゴルフのプラグインハイブリッド「GTE」登場! 価格499万円、EV走行53.1km

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ゴルフGTEのパワートレインは、1.4リッターTSIエンジン(最高出力110kW)と駆動モーター(同80kW)内蔵6速DSG、そして8.7kWhの総電力量を誇るリチウムイオン電池により構成されています。このDSGはプラグインハイブリッド用に開発されたもので、変速用にデュアルクラッチを持つのに加えて、EV走行などエンジンを切り離すためのクラッチと計3つのクラッチを持つシステムとなっているそうです。

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充電口はフロントエンブレムに隠されています。200Vの普通充電対応で、およそ3時間で満充電にできるということです。

注目はエンジンを使わないEV走行の長さにあります。電気モーターだけで走行する「Eモード」を選ぶと、最長53.1km、最高速度130km/hまでをエンジンを使わずに走行可能といいます。

またエンジンとモーターを程よくミックスして走る「HVモード」でのJC08モード燃費は23.8km/L。さらに「GTEモード」を選ぶと、ゴルフGTI譲りのホットな走りが楽しめるそうです。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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