インプレッサとXVを乗り比べ!同じスバル・ハイブリッドでも走りは全然違う

一方のインプレッサスポーツハイブリッドは、装着されているタイヤがダンロップSPスポーツMAXX050というハイグリップタイヤということもあり、ハードな味付けとなっています。硬めにセッティングされたサスペンションは、欧州車のスポーティモデルのように路面からの衝撃の収束が速いのが特徴です。

しかも、衝撃を上手にいなしてくれるの、乗り心地は良く、ワインディングでもロール量は抑えていて、非常にスポーティな走りを味わうことができます。こちらも直進安定性や操縦安定性は非常に高いレベルとなっています。

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元々同じシャーシを使用しているため、室内の広さやラゲージスペースの広さはほとんど同じです。安全装備面でもアイサイトはver.2と現在のところ同じです。2モデルのキャラクターからターゲットを考えるとXVハイブリッドはお子さんのいる家族向けで、インプレッサスポーツハイブリッドはカップルもしくはお子さんのいない家族向けといえるでしょう。

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Webサイトを見てみると、XVハイブリッドは販売店での在庫対応となっています。登場して2年が経過し、年次改良が行われるようです。スバルの年次改良は大幅な変更を行うこともありますので、XVハイブリッドを購入検討中の方はもうしばらく待った方がいいかもしれませんね。

(萩原文博)

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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