一方のインプレッサスポーツハイブリッドは、装着されているタイヤがダンロップSPスポーツMAXX050というハイグリップタイヤということもあり、ハードな味付けとなっています。硬めにセッティングされたサスペンションは、欧州車のスポーティモデルのように路面からの衝撃の収束が速いのが特徴です。
しかも、衝撃を上手にいなしてくれるの、乗り心地は良く、ワインディングでもロール量は抑えていて、非常にスポーティな走りを味わうことができます。こちらも直進安定性や操縦安定性は非常に高いレベルとなっています。
元々同じシャーシを使用しているため、室内の広さやラゲージスペースの広さはほとんど同じです。安全装備面でもアイサイトはver.2と現在のところ同じです。2モデルのキャラクターからターゲットを考えるとXVハイブリッドはお子さんのいる家族向けで、インプレッサスポーツハイブリッドはカップルもしくはお子さんのいない家族向けといえるでしょう。
Webサイトを見てみると、XVハイブリッドは販売店での在庫対応となっています。登場して2年が経過し、年次改良が行われるようです。スバルの年次改良は大幅な変更を行うこともありますので、XVハイブリッドを購入検討中の方はもうしばらく待った方がいいかもしれませんね。
(萩原文博)