軽トラックでは積載時の発進性能を考慮して、低めのギア比を設定しますが、そのために空荷など負荷の小さいときには「2速発進」のほうがスムースになります。
従来、AGSでは2速発進ができなかったのですが、今回のマイナーチェンジにより2速発進モードのボタンをシフトゲートに追加したことで、2速発進を可能としています。
そのほか、シートクッションの大型化により乗り心地の改善も果たしたということです。また、ボディ表面積の100%を防錆鋼板にすることで耐久性を向上させ、各部にフックを追加することで使い勝手も上がっています。
メーカー希望小売価格は68万4720円~116万7480円。標準車に加えて多様な特装車を用意していますが、新たにリフトダンプを設定しているのも変更点です。
■関連記事
軽トラで燃費No.1 スズキ「キャリイ」14年ぶりのフルモデルチェンジ
https://clicccar.com/2013/08/30/229255/
スズキ「キャリイAGS」軽自動車唯一のロボタイズドMT
https://clicccar.com/2014/08/29/265859/
(山本晋也)