塚田勝弘 
ボディサイズは全長5065×全幅1980×全高1910mm、ホイールベースは2850mm。
マイナーチェンジを受けたばかりのランドクルーザーは、全長4950×全幅1980×全高1880mmで、ホイールベースは2850mm。
全長と全高の差は、エクステリアデザインの違いと思われ、全幅とホイールベースは同値です。
エンジンは5.7LのV8のみで、最高出力377ps/5600rpm、最大トルク534Nm/3200rpmを発揮。組み合わされるトランスミッションは、8 Super ECT。同じV8でも318ps/460Nmというスペックの4.6Lのランドクルーザーとは格の違いを感じさせます。
装備面の見どころは満載ですが、いくつか注目点を絞ると、まずレクサス初となる「CUSTOMIZE」モード搭載のドライブモードセレクトが目を惹きます。
「CUSTOMIZE」モード選択時には、パワートレーンやシャーシ、空調の各制御の組み合わせを自由に選択可能で、ドライバーの嗜好に応じた走行モードを実現。
また、ドライブモードセレクトスイッチに対応し、サスペンションを制御する「4-Wheel AHC（Active Height Control suspension）＆ AVS（Adaptive Variable Suspension system）」の採用も注目です。
「4-Wheel AHC」は、路面や走行状態に応じて車高調整を自動制御。レクサス初の乗降モード使用時も用意され、エンジンオフで自動的に車高を下げて、乗降性に配慮しています。
ほかにも、走行状態に応じて減衰力を自動制御する「AVS（Adaptive Variable Suspension system）」では、車体のあおりを自然で滑らかに制御し、優れた乗り心地と操縦安定性を確保しているとのこと。
さらに、車両周囲の状況確認を4つのカメラでサポートする「マルチテレインモニター」の設定もトピックスです。
ドライバーの死角になりやすい車両周囲6エリアの路面状況が確認可能で、オ フロードだけでなく、オンロードでも狭い道で取り回し、路肩への幅寄せをサポート。
