日本のベンチャーが「バッグに入る超小型EV」を開発!

同社の佐藤国亮CEO(26歳)によれば、友人から「こんな乗り物が欲しい」と相談されたのをきっかけに研究を開始したそうで、開発テーマは「鞄に入れて携帯できる」だったとか。

cocoa_motors_WalkCar

運転操作は実に簡単で、体重移動により進行方向の切替が可能になっており、駐車場の心配も要りません。

米国の「セグウェイ」やトヨタ自動車が開発した「ウィングレット」よりも遙かに小さて軽いのがウリで、商品としての競争力には自信が有ると言います。

「WalkCar」は小型ながらも車椅子に乗った人を押せるだけのパワーを備えており、移動手段のみに留まらず他の用途にも活用できそうです。

高齢者でも扱える同EVは、今年10月から米クラウドファンディングサイトの「キックスターター(Kickstarter)」で予約販売(約800ドル)を開始する予定で、出荷は来春を予定しているそうです。

日本でも大型ショッピングモールやイベント会場内での貸し出しなど、その用途は色々と考えられるだけに、ヒット商品になる可能性を秘めていそうです。

■ココアモーターズ
http://www.cocoamotors.com/

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Avanti Yasunori

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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