2015年7月の登録車ランキング、ついにプリウスがトップ3から脱落

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プリウスを抑え、上位に顔を出したのはホンダ・フィットと日産ノートです。とくにノートは、7月のマイナーチェンジによりボディカラーのバリエーション増や先進安全装備の標準化などを果たした効果が出ているといえそうです。

 ●2015年7月 登録車乗用車セールスランキング(海外ブランド除く)

1位 トヨタ アクア 17,711台
2位 トヨタ カローラ 12,089台
3位 ホンダ フィット 11,466台 
4位 日産 ノート 9,511台
5位 トヨタ プリウス 9,419台
6位 トヨタ ヴォクシー 8,611台
7位 トヨタ ヴィッツ 8,048台 
8位 トヨタ シエンタ 7,377台
9位 マツダ デミオ 6,706台
10位 ホンダ ステップワゴン 6,677台

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順位の入れ替わりはあっても、ほとんど顔ぶれに変化のないトップ10ですが、7月にフルモデルチェンジを果たしたトヨタ・シエンタが8位にランクイン。「スライドドア」、「3列シート」、「ハイブリッド」といった市場ニーズに応えるキーワードを備えた小型ボディのシエンタ。そのランクアップは、まだまだ続きそうです。

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(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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