トヨタの新運動部「ビーチバレーボール部」創設の狙いとは?

女子柔道の谷亮子選手(1998年‐2010年)や、フィギアスケートの安藤美姫選手(2006年‐2012年)らが嘱託社員選手として在籍していたのは有名な話。

今回ビーチバレーボール部のGMに就任した川合氏は「トヨタ自動車の一員として競技の発展、普及に関わることができ嬉しく思うと共に、選手の育成、強化はもとより、地域貢献、社内の一体感向上に尽力したい」と抱負を述べています。

白鳥勝浩選手、溝江明香選手、西堀健実選手といった日本のビーチバレーボール界をリードする選手と共にチームを発足させ、将来のトップ選手育成にも積極的に取り組んでいく考え。(画像左から、川合GM、白鳥選手、溝江選手、西堀選手)

TOYOTA(出展 トヨタ自動車)

ビーチバレーは1920年に発祥、1996年のアトランタ五輪からオリンピックの正式種目に採用されており、世界の競技人口は1000万人とされていますが、支援基盤や環境面で未整備な部分が存在するのも事実。

トヨタは若者世代に人気が有るビーチバレーを通じて、情報発信、コミュニケーションの場づくりに積極的に取り組んでいくと共に、国内で競技を支える基盤づくりや環境面の整備なども進めて行く考えのようです。

 (Avanti Yasunori

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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